40オヤジの琴線に触れる音楽〜2019下半期〜

自転車記事の影に隠れながら細々と続けているこのシリーズ。
みなさんのお役に立っているかは分からないけど、その時期にどんな気分だったかを思い出すにはどんな音楽を聴いていたのかでだいたい分かる。だから、備忘録的に続けている日記みたいなもんです。

今回は1年数か月ほど間が空いてしまったので、昨年の秋冬、コロナ前に聞いていた音楽たち。当時のことを思い出しながら、書いてみる。

それでは、はじまり、はじまり。



嵐が来る前の静かな夜を彩った曲たちはこちら

Maroon 5 Memories

クリスマス前に聴くには雰囲気ピッタリの曲。曲の内容とクリスマスは全然関係ないんだけどね。マルーン5はほんと息が長いよね。時代の空気にあった曲をどんどん出してくるのが凄いところ。次も期待してる。
 

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Sharon Van Etten feat. Norah Jones Seventeen

陽が弱くなった日曜日の昼下がり。コーヒーを飲みながら、雑誌を流し読み。そんな気分の時にはノラ・ジョーンズのゆったりとしたテンポの曲がしっくりくる。原曲はもう少しアップテンポなんだけど、ノラ・ジョーンズが加わると一気にメロウ&ブルージーに。ええ感じ。


ノラ・ジョーンズとのデュエットはAmazonミュージック限定配信
原曲の収録アルバムはこちら

Niall Horan Nice To Meet Ya

1Dメンバーの成長は目を見張るものがあるね。みんな正常進化していってるし、完全にアイドルから脱皮した感じ。もちろん、脇を固めるプロデューサー陣が優秀なんでしょうけど。ナイル・ホーランのこの曲はほんとによく耳にした。アガる曲でしたね。


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Zedd, Maren Morris, Grey The Middle

2018年リリースの曲だけど、よく聴いたといえば、この曲。韻の踏み方が絶妙でそんなにアップテンポな曲でもないのにノリノリなれる。さすがはZedd。しばらくはEDM ✕ ディーバの流れが続きそう。


収録アルバムはなし。次に出るサードアルバムに収録されるかな。

fallin' Ghost like girlfriend

今回はずっと洋楽ばかりだったので、ここでちょっと邦楽挟みようかな。「カノジョのような幽霊」というちょっとおっかない名前のバンドだけど、メロディはとても柔らかくスゥーッと心の隙間に入ってくる。雰囲気は「夜のパレード」を軽くした感じかな。これもシティ・ポップという位置づけになるの?最近の若い子はこの手の曲を書かせると上手ですよね。オジさん感心しきりです。


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そして嵐の前触れのような映画に出会った…

トップ画のジョーカーで前振りしておいたけど、この時期はある素晴らしい映画にも出会った。そう、ホアキン・フェニックス主演の「JOKER」。
これまでたくさんの映画を見てきたけど、あんなにも映画を観ながら緊張したのは初めて。全編を通し、一貫した薄暗いビジュアル、重苦しい空気、そして救いようのないストーリー。もう一度、観たいと思っている間に公開終了となったけど、今でももう一度映画館で観てみたいと思う映画No.1。間違いなく、これまで観た映画の中でも3本の指に入る衝撃作。


映画の中で使われている楽曲がとても印象的。特にこの2曲はずっと頭に残ってるのでご紹介。

Rock'n' Roll (Part 2) Gary Glitter

階段の上で踊るJOKER。この映画の象徴的なシーンで使われている曲。耳にしたことはあったけど、映像と音楽がシンクロするとここまで効果的なのかと思い知らされた。


White Room CREAM

終盤のシーンでシーン転換とともにドカンとCREAMのWhite Roomが鳴り響く。シビレます。しばらくテンション上げる時はこの曲ばっか聴いてた。


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映画でも音楽でも素晴らしいモノに出会った時の感動は忘れない。でも、その感動は自ら動かないと出会えないコトが多い。もっと貪欲に文化(今風に言えばカルチャー)との関わり合いを求めて生きていかなきゃいけないな。こんな憂鬱な時代ほどね。
 
これまでにオヤジの琴線に触れた曲はこちら。







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