「グラベルロードは通勤最強バイクなのか!?」を検証するためにジェイミス レネゲードを買ってみた

JAMIS RENEGADE EXILE SORA 2017

2018年1月某日。
いろんな偶然が重なり、かねてから気になっていたジェイミスのグラベルロードバイク レネゲードを通勤用に購入しました。

通勤といっても最寄駅までの片道5キロなんですけどね。駅までの通勤にロードバイクを使うなんて馬鹿じゃないって言われるかも知れませんが、以前にも紹介した「グラベルロード通勤最強説」を自ら検証してみたいという気持ちがずっとあったので、レネゲードを通勤用に使うことにしました。






最初の出会いは昨年のサイクルモードライド

レネゲードの実物を見たのは昨年のサイクルモードライドでした。
この時に試乗したロードバイクは次の3台。

  • JAMIS RENEGADE CLARIS
  • FELT FR5
  • SCOTT SPEEDSTER 11 JAPAN LIMITED
その中で一番しっくりきたのがレネゲードでした。普段はクロスバイクに乗っているせいかロードバイクのゴリゴリした感覚に慣れず、太めのタイヤを履くレネゲードの抜群の安定感に安心しました。また、ハンドルを持った時の感じも一番良かったんです。すっかり気に入ってしまいました。




購入のきっかけはWTBロードプラス ホライゾン

以前の記事でも書いたとおり、通勤に使っているプジョーメトロ号(20年物)の調子が最近イマイチだったので、通勤用自転車の買い替えを検討しており、実はあるクロスバイク年末にを注文していたんです。それがこちら。


MARINのNICASIO SEです。細身のクロモリフレームにディスクブレーキ。最近お気に入りのシートステーの接合部が下がっているデザイン。そして、なんといっても大きなサイドスキンタイヤが目につきます。

そう、このタイヤこそがWTBロードプラス ホライゾンです。WTBが提唱するロードプラスという規格は650B(27.5)のホイールに47Cのタイヤを履かせることにより、700 X 28Cのタイヤと同じ直径するというものです。タイヤの構造はセンタースリック+ヤスリ目サイド。舗装路でもそこそこスピードが出ますし、荒れた路面では47Cのエアボリュームで衝撃吸収とオールロード対応の規格なんです。そして、なんといっても見た目がカッコいい!

WTBロードプラス ホライゾンの説明はSimWorksさんのサイトに詳しく書かれています。


このタイヤが標準で採用されているバイクってKONAのグラベルロードの上位モデルや結構お値段が張るものばかりなんですが、NICASIO SEは実売価格が6万円台。タイヤだけでも前後で16,000円もするホライゾンがこの価格で楽しめるなんて素敵だと思いませんか?

新年早々、ホライゾンの新感覚の乗り心地を味わってやろうとポチッとした訳ですが、しばらくして販売店から連絡があり、なんと在庫切れで次の入荷は4月になるとのこと。ちょっと4月まではメトロ号が持ちそうにもないので、泣く泣くキャンセルすることに…


某大手サイクルショップの決算セールで運命の再会

その後もNICASIO SEへの想いは捨てきれず、関西では安売りで有名な某サイクルショップに在庫があると聞いては現物を見に行ったりしました。そこでNICASIO SEを購入しようかなぁと考えていたある日。何気なく某大手サイクルショップのサイトを覗いていると決算セールの在庫リストがありました。ちらっと中身を確認すると人気車種も結構なセール価格で販売されているではありませんか!

まず探したのはNICASIO SE。でも、2018からラインアップに加わったモデルらしくリストにはありません。と、ふと目に付いたのはRNEGADEの文字。各グレードとも結構な台数がリストアップされているではないですか。しかしながら、セール終盤ということもあり、ほとんどがSOLD OUT。一番下のグレードのEXILEにSORAのコンポーネントが付いたモデルが1台売れ残っています。在庫保有店舗は自宅に一番近いお店。カラーはANO INFERNO(赤っぽいオレンジ)。僕の好きな色です。そして、販売価格はNICASIO SEよりも安い63,000円!

うぉー!これって運命でしょ!!

だけど、1つだけ問題が…サイズが48。身長が170cmの僕はおそらく51サイズがぴったりのはず。48サイズは小さいのでは?

ネットでサイズのことをいろいろ調べてみると170の僕でもいけそうな感じ。これは実際に行ってみて確認してみるしかない!ということで、セール最終日にお店に駆け込みました。他のバイクには目もくれず、お目当てのレネゲードへ直行。なんとか売れずに残っていたバイクとご対面。やっぱカッコいい。

早速、お店の人にサイズの相談。ロードバイク購入者には無料で適正サイズの計測を行ってくれるということで測ってもらいました。身長、肩幅、腕の長さ、座高など、あちこち測ってもらったら、なんと調整なしのまま48サイズでいけるらしい。ちなみに身長は170cmではなく、168.4cmでした。これが功を奏したかも(笑)


650Bへの未練を断ち切り購入!

ここまできたら、もう買うっきゃない状態のはずなのですが、僕の頭の中では一つだけモヤモヤしたものがありました。それは2018モデルのレネゲードは44と48サイズのみ650Bが採用されることになったこと。

つまり、ホイールを新調することなく、ホライゾンにタイヤを変えることができるのです。これはすごいメリットです。1年待てば次の決算セールで2018モデルのレネゲードが安くなってるかも。そしたら、ホライゾンに履き替えてレネゲード+ホライゾンの理想のモデルが完成するではないか!こういう悪巧みが頭の中で芽生え始めていたのです。

そんな650B、ホライゾンへの未練を断ち切ってくれたのはお店に付き合ってくれた小学生の娘の一言。

「パパ、これ絶対カッコイイ。今日買わなかったら、こんなに安く買えないよ。」

娘には近くに展示してあったビアンキのROMAやカメレオンテなども見せたのですが、レネゲードの方が全然カッコよく見えたようです。娘の後押しもあり、JAMIS RENEGADE EXILE SORA 2017は我が家にやって来ることになりました。

これからはレネゲードを使って「グラベルロードは通勤最強バイクなのか!?」を検証していきたいと思います。お楽しみに。

ということで、検証してみた記事はこちら。




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