ロードバイクをそのまま積めるカッコいいクルマ探し ワゴン&グランクーペ編

ちょっと遠くまでグラベルロードをトラすンポしたいなぁという気持ちから次のクルマはロードバイクがそのまま荷室に積めるクルマ、しかもカッコいいの、が欲しいと思い、探し始めました。

愛車のメルセデスA180は2月に3度目の車検を受けたばかりなので、当分乗る予定。だから、買い替えは早くても2年後なんだけど、来るべき日に備え、候補だけは考えておきたいなと。

前回はSUVの6台をご紹介したので、今回はワゴンとグランクーペのカッコいいクルマを探してみます。


では、はじまり、はじまり。




カッコいいクルマ探しの条件 おさらい

今回はロードバイクをそのまま荷室に積めることを前提にしたカッコいいクルマ探しの条件は以下の3つ。

①エクステリアがカッコいいこと。
②インテリアが洗練されていること。
③ロードバイクを積める荷室があること。(後席を倒したスペース含む)

ロードバイクの載せ方はそのまま載せられることが理想だけど、前輪を外して載せられれば良し。ソロライドが基本なので1台載れば十分。

予算は300万円以下で購入できるクルマに限定してみる。なので、この予算で欲しいクルマとなると自ずと中古車や新古車が対象。今回のワゴン&グランクーペ編では新車価格が高めのクルマが多いので、新古車や高年式低走行車の選択は難しい。3年落ちもしくは前モデルという苦渋の選択もありとする。


次期愛車候補のカッコいいクルマたち

まずはトラポンといえば、ド定番のワゴンから。

Mercedes-Benz C-Class Stationwagon


今乗ってるAクラスから一番移行しやすいということを考えれば、Cクラスのステーションワゴンも選択肢の1つ。コクピット周りもAクラスの正常進化型なので、フルモデルチェンジ前の現行モデルを購入すれば、奥さんはスムーズに受け入れられるはず。値段もこなれて来てるし、人気車だから玉もある。クルマ自体も成熟してる。ネガは特に見当たらないんだけど、Aの次がCでいいの?と囁く悪魔が僕の心の片隅にいるんです。悩ましい…

Mercedes-Benz CLA Shooting Brake


Cクラスワゴンで好奇心を満たせないなら、2代目CLAシューティングブレークはどうでしょう?初代はシルエットに締まりがなく、シューティングブレークの洗練されたスタイルという魅力を自ら打ち消したような少し残念なモデルだったけど、2代目は街で走ってるのを見ても程良くまとまっていてカッコいい。新しいインパネ周りも他メーカーに比べて目新しさはあるよね。「ハイ、メルセデス」って言ってみたい(笑)
問題は新古車や中古車が出始めた頃のお値段かな。数年後の話だから、値段も落ち着いて玉もそこそこあるだろうし、300万円以下で買えるのに出会えるかな。ちなみに初代だと2年落ちの低走行車なら200万円台で豊富にある感じだから、時が熟すのを待とう。

VOLVO V60 Cross Country


ボルボというとXC40が人気だけど、V40と比べると価格設定が少し高くない?人気のツートンカラーもエントリーグレードだと選択不可みたい。V40の後継モデルは登場しないみたいだから、自ずと目線はワゴンのラインナップに行くよね。
幸運にもモデルチェンジしたV60とV90は内も外も超スタイリッシュ。もともとインテリアは北欧デザインで定評ありましたが、モデルチェンジ後も更に北欧度がアップ。ボルボはホワイトやベージュのインテリアがオシャレなんだよね。今回は中でもV60のクロスカントリーをチョイス。発売されたところなので、流石に300万円じゃ買えないけど、2〜3年後の新古車価格に期待。スタンダードなV60でもいいんだけど、ちょいと車高が上がるだけで見違えるほどカッコよくなるから、予算が許せばクロカンで。
あと図体がデカくて取り回しに困るけど、大きな車でもいいよって人ならV90の中古車価格がこなれて来ていい感じ。T5のモメンタムでよければ300万円台後半のモノがぼちぼち出てる。ボルボも新古車出しまくるので欲しくなったらチェックしといた方がいいよ。

MINI Clubman


ワゴンの最後を飾るのは一度は手にしてみたいクルマのひとつMINI。新しいクロスオーバーはミニと言うには大きくなり過ぎたし、他のモデルでは自転車を載せるのは無理、ということでモデルチェンジ後にスタイリッシュになったクラブマンをチョイス。
実際に自転車が載るかというと多分ギリギリ。だけど、ミニマムな割には広い後席は実用的だと思う。数も豊富に出てるので好みのカラーもゲットできるはず。車検の代車で借りた先代のミニ・クーパーは随所にゴーカートフィールを醸し出してたけど、クラブマンはどうなのかな?


グランクーペに自転車載せてみる?

グランクーペというと4人乗りクーペ、走りやスタイルを犠牲にしたくはないけど、家族で乗りたい!という人のためのクルマだと思ってた。でも、意外に荷室は大きいからハッチの開口部が広いファストバックタイプなら自転車載るんじゃね?と関西人がエセ標準語使って考えてみた。そしたら、あったんだよねー。300万円以下でロードバイクを載せれそうなグランクーペ。これ中々良いかも。

BMW 4-Series Gran Coupe


3シリーズにグランツーリスモというモデルがありますが、その後継となるのがこの4シリーズグランクーペ。3シリーズGTはお尻周りがぽってりしていましたが、グランクーペはキュッと引き締まってなんともカッコいい。そして見た目からは全くわからないファストバックスタイル。荷室の開口部はワゴン並みに広い。もちろんスタイルはクーペなので高さのあるものは積めないけど、ロードバイクなら問題なし。後席も広々していて家族で乗っても快適。
こんなにいい車が300万円で手に入るの?はい、入ります。3年落ちにはなるけど、2万キロぐらいの低走行車は探せば見つかるよ。これが前回も書いた輸入車の残価率マジック。中古車になると急激に価値が下がるので同クラスの国産車よりも割安になっちゃう。一考の価値ありでしょ?

Peugeot 508


最後を締めくくるクルマはまたまたライオンマーク。最近のプジョーはほんとに頑張ってるね。魅力的なクルマが多いよ。3008、2008に負けず劣らずスタイリッシュな508。ワゴンも用意されてるけど、キャンプとかに行かないなら、このファストバックスタイルのクーペがオススメ。動画だと後席の居住性が問題視されていたり、後席を倒すのも一手間かかるけど、その不便さを打ち消すほどのスタイリッシュな内外装にうっとりしてしまう。運転席を包み込むような先進的なコクピットはほんとにカッコいい。まだ日本での発売が始まって間もないから、中古車で300万円以下っていうのは数えるほどだけど、これから価格が落ち着いてくれば、在庫も増えてくるんじゃないかな。ちなみに街中では1度しか見たことがありません。他の人と一緒じゃ嫌って人はコレだね。


さてさてどのクルマにしようかな?

2回に分けて計12台のカッコいいクルマをご紹介してきました。他にもSUVならボルボのXC40も魅力的だし、グランクーペならフォルクスワーゲンのアルテオンやアウディのA5スポーツバックもスタイリッシュなんだけど、300万円以下という条件で考えるとこの12台になりました。

さて、どれも魅力的なんだけど、どのクルマもスペースの大小に差はあれど、ロードバイク1台は荷室に積めることはクリアしてる。それを前提に考えるとあとはエクステリアとインテリアの好みの問題。

インテリアでいうと新しいメルセデスのコクピットも洗練されてるし、ボルボのぬくもりを感じるインテリアも好き。でも、今回は3台をピックしたことでも分かるとおり、プジョーのi-Cockpitと次世代の3D i-Cockpitは現時点ではかなりイイ線いってると思う。というか大好き。

更に重要なエクステリアの部分ではどれも甲乙つけがたいけど、今回はスタイルを優先してグランクーペの2台を推してみたい。

となると、栄えある「第1回ロードバイクをそのまま積めるカッコいいクルマ選手権」の優勝車は…


でございます。いろいろと使い勝手が悪い部分もあるけど、やっぱりカッコいいのが一番大事。あとフランス車に乗りたいという気持ちがバイアスかけた部分もあるかな。

次点は4シリーズグランクーペ、CLAシューティングブレーク、ボルボV60クロスカントリーあたり。どれも良いクルマです。実際には乗ってみないと分からない部分や家族の意見も考慮しないといけないので、どうなるか分からないけど、時間がある時に見に行ってみよ。

買い替えるのはまだ数年先なので、新しいクルマも出てくるだろうし、僕の趣味嗜好も変わるだろうから、機会があれば「第2回ロードバイクをそのまま積めるカッコいいクルマ選手権」やってみます(笑)

次期マイカーを真剣に検討してみた記事はこちら。




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