アメ車だけど、これはちょっと欲しいかも Jeep Renegade

Jeep Renegage Black 正面からの写真

Jeepが売れてるらしい…という噂は聞いていたけど、ラングラーやチェロキーのイメージしかなく、街中で取り回すのはちょっと大きすぎて面倒だなぁと敬遠していました。
ところが、あったんですね。街中でも普通に乗れるJeep。そうフィアットとの共通プラットフォームで開発されたRenegade(レネゲード)。最近、このクルマが気になる気になる。



C4 カクタスからちょっとだけ浮気


上の記事で書いたように、ちょっと前まではシトロエンのC4 カクタスに首ったけだったんですよね。まあ、今でも気になる存在ではあるのですが…先日もこちらのDMが入っていて、思わず見積りもらいに行こうかなと思ってしまいました。

シトロエン C4 カクタス 追加導入決定のダイレクトメール(シトロエン神戸東)


でも、抽選に当ってもすぐに購入の予定はないし、営業さんにご迷惑を掛けるだけなので、NEW C3が試乗できるようになれば、その時に見積りだけでも頂いちゃおうかなと考えています。


日常から非日常へ誘うクルマ

Renegadeが気になりだした理由としては、やはりこのスタイル。洗練されたアーバンSUVもカッコいいのですが、正直どれも似たり寄ったり。他車とは異なり、大きく土(アウトドア)寄りに振りつつも、洗練された形は唯一無二のスタイル。所々に盛り込まれた遊び心あるデザインも所有感を満たしてくれそう。

Jeep Renegade Trailhawk ソーラーイエロー フロント 

写真は蛍光イエローっぽく見えますが、実際はもっとマットなイエローです。ボンネットに走る黒い帯状のペイントがアメ車感を高めていますね。このペイントは上級クラスのTrailhawkのみの限定カラー。Renegede買うなら、これしかないって感じのカラーリングですが、私の大好きなデュアルクラッチの設定がTrailhawkにはありません。

Jeep Renegade Trailhawk ソーラーイエロー リア

また、アメ車らしく、なんとBeatsAudioの設定があるのですが、これは下級クラスのLONGITUDEのみ。通常、上級クラスは全部盛りのはずなんですが、これは悩みます。

うちの家族はもっぱらインドア派なので、BBQやキャンプに行くことは皆無なのですが、こういうクルマを所有すると実際に行くかどうかは別として、クルマに乗るだけでもアウトドアな気分にさせてくれそうです。日常の中の非日常に誘うクルマ。そういうクルマってこの価格帯だと中々ないですよね。


アメ車って大丈夫なの?

Renegadeはかなり魅力的なクルマに違いないですが、やっぱり気になるのはアメ車の信頼性。アメリカでNFLシーズンの月曜日に生産されたクルマは壊れるというような都市伝説を私はいまだに信じており、アメ車はことごとく候補から外していました。アメリカンなブロンドの彼女は超絶セクシーだけど、付き合うのは絶対無理だなぁという感じ。 

しかし、実はこのRenegadeのベースはフィアット500Xなんです。まあ、アメ車もイタ車も信頼性に関してはあんまり変わらないんじゃない?って、声が聞こえてきそうですが、アルファロメオを9年間乗った身からすれば、ある程度の心構えといざという時の貯金さえあれば、なんとかなるものです。致命的な問題は…うーん、起こりうるけど(笑)

ベースがフィアット500Xだと聞いて、心配なのはタイミングベルトが使われているかどうかだけですね。アルファロメオの時は4〜5万kmに1回タイミングベルトを交換する必要があり、費用は25万円ぐらいした記憶が。この出費がめちゃくちゃ痛かったので、今でもディーラーに行くとタイミングベルトの寿命を聞いてしまいます。最近はほとんどがチェーンでタイミングベルトを使うようなクルマは少ないのですが…

レッドとホワイト2台のフィアット 500X

オーナーの方々の口コミを拝見しているとブレーキの鳴きがひどくて困っている方が多いようですね。アメ車やイタ車を乗ろうと思うとこの手の不具合はある程度想定しておかないといけないかも。輸入車の場合、最後は「不具合が付きまとう不安」と「所有する満足感」をオフセットできるかどうかが購入の基準になるんじゃないかと思います。最終的には多少お金がかかっても付き合う魅力があるかどうか。女の子と同じですね。

僕にとってRenegadeは今のところ、とてもセクシーで魅力的な金髪ギャルといったところでしょうか。一度乗ってみようっと。


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