さよならシトロエン C4 カクタス こんにちはNew C3 

シトロエンC4カクタスとNewC3のカタログ

何気なく先日こちらの記事に書いたDMのディーラーのブログを覗いていたら、なんとC4 カクタスが展示中との記事が!


これは一度実車を見てみないと、ということで早速、ディーラーに行ってきました。通勤前にちょっとだけ覗いただけなので、写真はございません。あしからず。



C4 カクタスはやっぱカッコイイわ

展示されていたのはこちらのブルーラグーンのクルマ。
シトロエンC4カクタス ブルーラグーン
Photo: Flickr by RL GNZLZ

見に行くまでは「この色ないなぁ」と思っていたのですが、実物を見ると少しくすんだシックなブルーとエアバンプやサイドモールのブラックがマッチしていて、めちゃくちゃカッコいい。

そして、サイドから見た時のクルマ全体のバランスが絶妙。コンパクトSUVではスバルXVなんかもスタイルが良いですが、カクタスは丸みを帯びたスタイルとSUVらしい塊(かたまり)感のバランスが素晴らしいです。

中に入って運転席に座ってみると、インテリアも落ち着いた感じでまとまっていて高級感があります。とても200万円台前半のクルマとは思えません。言い古された表現ですが、デザインの所々にフランスのエスプリが感じられ、否が応でもシトロエンを所有している幸福感に満たされます。


実車を見てわかったこと

実車を見ながら、ディーラーの方とお話して初めてわかったことがあったので、まとめておきます。

  • バックモニターは標準装備。
  • 価格には1年点検と2年点検のメンテナンス・プログラムが含まれている。メルセデスのように3年目の車検時の分までは含まれていません。
  • 純正カーナビの提供はありません。Apple CarPlay、Google Android Autoへも対応していません。
  • 後部座席の居住性はギリギリセーフ。しかし、結構な閉塞感があります。メルセデスのAクラスよりも狭く感じるかも。
  • 5速ETGはシングルクラッチ(忘れてた…)。この5速ETGは以前、旧型ピカソ試乗時に体験しているんですが、慣れないとかなりギクシャクします。アルファのセレスピードの方が10倍ぐらいスムーズです。車酔いの激しいお子様にとっては凶器となる可能性があります。


C4 カクタスが欲しけりゃディーラーへ急げ!

さて、ここからが問題なのですが、ディーラーの方のお話を聞いて驚いたことが2つあります。それは…

  • 今回のC4カクタスは抽選販売ではなく先着順!あれ?確かDMには抽選とあったはず。もう一度見てみましょう。やっぱり、抽選予約です(笑)

そして、もう1つの重要なお知らせが…

  • C4カクタスの日本への追加導入は今回で最後!
お察しのとおり、C4カクタスは「C4」という名前が付いていますが、中身は旧C3がベースとなっており、New C3が登場した以上、ラインアップからは消滅することになりそうです。そもそも、New C3自体がエアバンプを備えており、雰囲気が似ているクルマを併売するメリットもなさそうですね。

というわけで、日本に入ってきたC4カクタスは初回導入の200台と追加導入の200台、あわせて400台+並行輸入車の数十台といったところでしょうか。こちらのディーラーが保有している5台も商談が進んでいるようですから、欲しい人は最寄りのディーラーへ急いでください! 


さよならC4 カクタス こんにちはNew C3


あれれ?あんたこそ急がなきゃダメでしょ、っていう声が聞こえてきそうですが、実は家族にカタログのこちらの写真を見せたところ、小学3年生の娘が開口一番、

「こんな虫みたいなクルマ絶対いや!」

その後も堰を切ったようにC4カクタスに乗ってるところを友達に見られたらどんなことになるか、今のクルマをどんなに気に入っているかを必死に語りだしたところを見ると、よっぽどお気に召さなかったようです。

ここ数ヶ月、恋い焦がれたクルマをこうもあっさりと否定されてしまうと為す術もなく、私の想いはNew C3へと向かうのでありました。New C3もそろそろ展示車、試乗車が入ってきそうなので、一度見に行こうと思います。

まぁ、「虫」と言われると「虫」に見えないでもありませんね(笑)


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