今だからこそ知りたいEXPO'70

万博公園の太陽の塔

寒暖の差はまだまだありますが、気温は低くても日差しは春らしくなってきましたね。桜のつぼみもぷっくり膨らんで今か今かと花開くのを待ちわびています。おでかけするのが楽しい時期ですね。今年は万博記念公園へお花見に行こうと思ってます。



想い出の万博公園

実家が万博(地元ではこう言います)の近くにあったので、子供会の春の遠足は毎年万博でした。当時はエキスポランドの全盛期でしたが、子供会では遊園地には行かせてもらえず、公園の広場でみんなで遊んでました。

Jリーグが開幕した時はガンバの試合を見に行ったり、社会人になってからは初めて自分で買った自転車(Mongoose NX 8.1)で外周を良く走ってました。昔は今ほどランナーがいなくてガラガラだったので、MTBでも40キロぐらいで走ってましたね。

そうそう大学生の時には外周にあるホテルで短期間ですがバイトをしてました。いろんな友達ができて、めちゃくちゃ楽しかったのを覚えています。


大好きだったエキスポタワー

家からはさすがに太陽の塔は見えなかったけど、今は亡きエキスポタワーが小さく見えていました。バイトに行く時や外周を自転車で走ると見えるエキスポタワー。近未来なルックスが大好きでした。
ありし日のエキスポタワー
By Own work (Own work) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html), via Wikimedia Commons

確かエキスポランドに入場するとタワーに登ることができたんですよね。一度だけ多面体の展望室へ入った記憶があります。15年ほど前に解体されたのですが、徐々に消えてなくなっていくを見ていたら、とても悲しい気持ちになりました。


最近、EXPO’70が気になる気になる

結婚を機に実家を出て、エキスポタワーも無くなり、遠い記憶となった万博でしたが、最近身の回りで立て続けにエキスポ関連のモノコトが動き出し、急に興味が湧き始めました。僕の周りのエキスポムーブメントはこんな感じ、数年スパンだけど。
  1. 万博公園にEXPO'70パビリオンがオープン
  2. エキスポランド跡地に大型複合施設EXPOCITY開業
  3. 太陽の塔内部再生事業がスタート
  4. 連続テレビ小説「べっぴんさん」に大阪万博登場
  5. サイクルモードライド大阪で久しぶりに万博へ
先日のサイクルモードライドでEXPO'70パビリオンをちらっと覗いたのがダメ押し。入館しなくても展示物の一部が見れたり、グッズが販売されているのを見ただけで興味がフツフツと…その時絶対欲しいと思ったのがこれ。大阪万博デザインプロジェクトの図録。
古本屋さんだと4,000円ぐらいするのですが、EXPO’70パビリオンだと定価の1,500円ぐらいで買えます。当時の近未来的で斬新なデザインが満載です。あの当時のデザインは緻密ではなかったけど、みんなの夢を詰め込めるだけ詰め込みました!って感じのダイナミックさが最高です。


社会のセンチメントはBack to 高度経済成長期

2020年、2度目の東京オリンピック開催に向けて、社会のセンチメントは60〜70年代の高度経済成長期を振り返り、オリンピック、万博に向けた当時の高揚感を現代に蘇らそう!経済成長は見込めなくても当時のワクワクした雰囲気だけでも復活させよう!的な感じです。

4月からの連続テレビ小説「ひよっこ」も2019年の宮藤官九郎が脚本を担当する東京オリンピックが題材の大河ドラマも高度経済成長期が物語の舞台です。ACジャパンも「ライバルは1964年」というCMを流しています。

「ライバルは1964年」と言われても、関西在住の人間からしたら、「盛り上がるのって東京だけやん。だって”東京”オリンピックやん。”日本”オリンピックちゃうやん」と白けてる部分もあり、メディアで働く人間が言うのもなんですが、メディアが創り出した押し付けがましいセンチメントという感じもします。

でも、あの頃は今ほど裕福ではなかったけど、今と同じで先行きが不透明な世の中だったけど、頑張れば頑張るだけ所得も増えて、実現するかはどうかは別として誰もが夢を持てる社会だったんだと思います。そんなセンチメントなら雰囲気だけでも乗っかてもいいかな、とEXPO’70の素敵なデザインを眺めながら思うのであります。


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