酔った勢いでトレランデビュー!? とりあえず装備を揃えてみた

山の中のトレイル

やけ酒の原因は神戸マラソンの度重なる落選?

健康維持のために続けてきたジョギング。その成果の集大成として昨年大阪マラソンに出場しました。

完走タイムは5時間弱と平凡でしたが、数か月間の練習を経ての完走でしたので、それなりの達成感があり、もうマラソンはいいかなと思ってました。

ただ、普段走れないようなところで走ったり、沿道の温かい応援に感動したり(40オヤジは中々応援されることないから)、地元の神戸マラソンや京都マラソンなんかは走ってもいいかなと思ってました。三都マラソン完走で区切りをつけようかなと。

でも、毎年落ちるんですよね、神戸マラソン(笑)経済効果の面からいうと地方の人にたくさん来てもらった方がいいというのは分かるのですが、ほんと地元の人は当たんない。
で、今年も案の定落選となりまして、やけ酒してたら、そういや神戸で開催されるトレランのレースがあったことを思い出しました。

そろそろ、エントリーの時期じゃね?参加賞のTシャツカッコよかったよね?
いいじゃん、いいじゃん、参加しちゃう?

と気付いた時にはポチッと参加費の5,000円をカード決済してました…

これで歯止めが効かなくなった僕は「今年は山だ!山だ!トレイルだぁー!」となり、無謀にも六甲全山縦走大会にも参加登録。後日、見事当選を果たすのでありました。っていうか、今年は定員割れしてて追加募集してるやん!



酔った勢いで、いきなりのトレイル転向

ということで、1か月の間に1日で六甲山を端から端まで40数キロ歩く六甲全山縦走大会と最初の3キロで600m近くを登ってから山の中を7キロ走るというシム記念・摩耶登山マラソンに参加することに。

とはいえ、登山系は大の苦手。数年前にジョギングで体力もついてきたので、一度ひとりで摩耶登山を敢行したことがあったのですが、いきなりのバーティカルな登りに息も絶え絶え。そして、中腹の旧天上寺跡に繋がる400段あまりの階段にノックアウト。しまいにはスズメバチに追いかけられ、下山後に疲労からか全身に蕁麻疹が出て会社を数日休むという体たらく。もうトラウマでしかありません。

過去のトラウマを払拭すべく、まずはトレランに必要なものを物色します。ジョギンググッズはひと通り揃ってはいるのですが、トレランとなると話は別。いろいろと揃えないといけないものがあります。でも、本音としては、大会後にトレランを続けるかどうかは分からないので、ここは極力コストを抑えたいところ。

いろいろ調べた結果、以下の4点を調達することに。

  • トレランシューズ
  • トレランザック
  • トレッキングポール
  • ヘッドライト
で、すぐに物色、物色。この時間が一番楽しいかも。

    初トレランシューズは安定のアシックス

    六甲全山縦走大会は走れないので、歩くだけ。摩耶登山マラソンも10キロなので、手持ちのジョギングシューズでいけるのでは?ということで、手持ちのジョギングシューズ、とはいってもトレイル寄りのビブラムソールを配したニューバランスのミニマスで、摩耶登山マラソンのコースを試走してみました。

    結論からいうと、下りで2回ほど滑って死にかけたので、トレランシューズは絶対必要。
    またミニマスはソールが薄く、ガレ場の突き上げを吸収しないので、すぐに脚にきます。渓流を渡渉する所もたくさんあるので、ソールから水が侵入するシューズはNG。

    このブログを読んで頂いた方は分かると思いますが、僕は何でも基本見た目から入るので、SALOMONとかLA SPORTIVAのシューズが欲しかったのですが、ゼビオでセールになってたコチラのシューズを購入。


    実はSALOMONもセールになっていて安かったのですが、一番しっくりきたのがアシックスだったのです。でも、グザビエ・テベナールもアシックスでUTMBに勝ってるもんね!←負け惜しみ


    トレランザックは中華ガジェットならぬ中華ザックで

    次にトレランザック。トレランザックも悩みましたが、アウトドアブランドのものはどれも高くて手が出ません。本当はここらあたりが欲しかったのですが…


    高いといっても1万円ちょっとなんですけど、今回は可能な限りコストを抑える方針なので、ここは最近アウトドアブームが到来している中国のメーカーから良さそうな3つをピックアップ。


    最近は中華ガジェットも低価格でいろいろ高性能なものが出てきて、中々侮れませんが、中華系アウトドアブランドもそこそこのモノを作るようになってきました。もちろんデザインはもろパクリだったり、1つ1つのパーツが安ぽっかたり、縫製が雑だったりしますが、3,000円程度でこれぐらいのモノが手に入るなら、初心者の僕には十分です。

    AONIJIEというブランドが結構大きなブランドのようで、日本でも購入している人が多かったのですが、今回は500mlのドリンクボトルが最大4本収納できるこちらのリックを購入しました。
    NatureHikeのハイドレーションバッグ
    まだ実戦で使ってはいませんが、ジッパーの滑りも良く(引手はすぐに潰れそうなので部品交換は必要かも)、胸ポケットには500mlのボトルも入ります。ただし、荷物を詰めていないとどちらかのボトルが胸にぴったりくっつかず、不安定になります。これは個体差の問題かも。

    荷物は思ったほど入りません。容量は6Lぐらいな感じ。あとは背負ったままだだと後ろのボトルポケット入れたボトルが取れません。肩の関節を外すと取れるかも。基本はハイドレーションを使う想定のようです。

    いろいろありますが、トータルで見ると3,000円ちょっとで、このデザインと機能性が手に入るなら及第点です。というか全然アリ。


    魔法の杖となるか?トレッキングポール

    登山の際にトレッキングポールを使うと疲労が劇的に軽減されると聞き、早速物色。
    Amazonではコチラが人気。


    持ち手にコルクが使われていて、デザインもダサくないので、売れるのも納得です。口コミを見ると、安いけど性能面も問題なさそうです。でも、収納面のことを考えると今回は三つ折りできるコンパクトタイプを希望。こちらのブランドだと4,000円近くするので、ちょっと躊躇。

    三つ折りで、安心して使えて、安いものを探していたら、タイムセールでコチラを発見!2,000円台だったので、購入してみました。


    早速、摩耶登山マラソンの試走で使用。少しはしなりますが、強度的には問題なし。ちなみにアンチショック機能はほぼありません。期待しないでください(笑)

    以前、トレッキングポールなしで摩耶山に登った時は頂上まで2時間近くもかかったのですが、ポールを使うとスイスイと登っていけます。結局、45分ほどで山頂へ。効果絶大です。でも、本番では誰もポールなんて使っていないらしい。それでも、早い人は30分で登っちゃうって、どんだけ。なので、これは六甲全山縦走用かな。
    rongbenyuanのトレッキングポール
    使っている時は必死だったので、気が付かなかったのですが、レッドは発色が綺麗です。いくつかの口コミで先端のキャップがすぐ外れると書かれていたのですが、使う前にきっちりねじ込んでおけば問題ありません。手軽な価格でコンパクトなものをお探しの方にはオススメです。


    これから揃えるもの

    摩耶登山マラソンは10キロのショートレースなので、トレランシューズだけでもなんとかなるのですが、六甲全山縦走は12時間ちかく歩くので、夜になってからの対策が必要。

    家にあるヘッドライトはお粗末なんで、コチラを購入予定。大会で一度きりの使用となっても災害時のランタンとしても使えるかなと。


    防寒対策は冬場のジョギングで使っているアディダスのクライマヒートの上下が優秀なので動いている時は問題ないと思うのですが、念のため、ウルトラライトダウンのベストをジップロックでコンパクトにしてザックに入れておこうと思ってます。ユニクロとコチラで悩み中。


    あとはレインウェアをどうするかですが、今回購入したザックにはダウンベストと両方入れるのは難しそう。防寒を諦めて撥水機能のあるポケッタブルパーカーにするのも一案ですね。ユニクロにもありそうだし。

    あとは本番までに試走を重ねて、今回購入したギアを自分の体に慣らしていく作業が必要です。では、怪我しないようにがんばりまーす! ということで試走してみた記事はこちら。



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