大阪北部地震 震度5弱でも無事だったマンションでのロードバイク保管方法

大阪北部地震に耐えたロードバイク保管方法

6月18日朝、久々に関西で大きな地震がありました。

私の住む神戸のマンションは揺れるには揺れたものの、幸いにも物が倒れたり、ライフラインに被害が出たりということはありませんでした。実家は大阪北部なので、飾っていたガラスケース入りの人形が倒れたりと大変だったみたいですが、両親が無事だったのが何よりです。

しかしながら、高槻市では9歳の小学生の尊い命が失われてしまいました。亡くなられた女の子はうちの下の娘と同い年。うちの子も当日は校外学習で早めに出発しており、登校中に地震に遭いました。もし、うちの娘にも同じようなことが起きていたかと思うと胸が張り裂ける思いです。

今回の地震で亡くなられた方、被害に遭われた方には心よりお悔やみ申し上げます。




計らずも大阪北部地震がロードバイク保管方法のテストに

以前にこちらのブログで紹介しましたマンションでのロードバイクの保管方法ですが、壁に沿って固定した2x4の木材からフックで吊り下げる方式なので、寝室のベッドから見上げる位置にロードバイクがぶら下がっている状態です。普段はなんとものないのですが、一つ不安だったのが、大きな地震が来た時にベッドの上に落ちてこないかということ。


計らずも神戸では震度5弱を記録した今回の大阪北部地震がテストケースとなりました。当日は午後からの出社だったため、地震で目を覚ましたのですが、結果からいうと多少揺れたものの、ベッドの上から見ていても落ちてくる雰囲気はありませんでした。これで震度5弱程度では問題ないことが分かって一安心です。


油断するのはまだ早い 震度7の恐怖

私は阪神大震災を大阪北部の実家で、東日本大震災を出張中の東京都港区で経験しています。阪神大震災は大阪が震度4、東日本大震災では港区が震度5弱でした。

数値だけでいうと今回の震度5弱は阪神大震災の大阪の震度よりも大きいのですが、体感的には阪神大震災の震度4の方がかなり強烈でした。揺れが長かったこともありますが、当時大学生だった私はベッドの上で立ち上がることができず、慌てて助けに来た父も大きな揺れで廊下に倒れてしまったことを覚えています。

東日本大震災は港区での打合せ中に遭遇しました。あの時も揺れの時間が長く、揺れる度にビルの壁がミシミシと音を立て、壁に亀裂が入りました。余震の揺れも大きく、その度にビルが音を立てて揺れ、本当に倒壊するんじゃないかと生まれて初めて生命の危機を感じました。後で分かったことですが、私が打合せをしていたビルは耐震強度を満たしておらず、地震後に解体されました。

私が過去に経験した2つの大きな地震に比べると今回の地震は体感的には比較的小さなものです。そして、私が経験した地震は最大震度5弱です。これを超える震度6、震度7は相当な揺れだと思います。そのような地震が来た時に今回の保管方法は耐えうるのか?

過信は禁物です。とはいえ、現時点での我が家の住居環境においては最善の選択だと考えています。ただ、万が一のことを考え、足元には厚手羽毛布団を仕舞わずに折り畳んで置いています。いざとなったら、布団を被るというプリミティブな手法で難を乗り切るつもりです。

幸い今までに2つの大きな地震を経験していたことから、今回は揺れている間も冷静に対処することができました。しかし、震度7という想像を絶するような揺れが来た時はどうでしょうか?今は答えが見つかりません。


その時は必ずやって来るという気持ちで準備を

こんなことを書くと自分でも怖いですが、「その時は必ずやって来ます」。それは明日かも知れませんし、20年後かも知れません。でも、必ずやって来ます。

日頃からその日のために備える気持ちが大切です。といっても、私も大したことはしていませんが。今回の私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。お互いに気をつけましょう。

ご参考までに私がロードバイクの保管で使用した商品を記載しておきます。

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