サイクルモードライド大阪2018で試乗しまくってきた!【怒涛の試乗編】

PINARELLO DOGMA F10 Chris Froome MAILLOT JAUNE version
前回はJAMISブースで驚愕の事実が発覚した【驚愕の事実発覚編】をお送りしましたが、今回はお待ちかね(待ってないか)の【怒涛の試乗編】です。

ちなみにトップ画はピナレロブースにディスプレイしてあったフルームモデルのドグマF10。今年はウィギンスモデルはありませんでした。残念。ピナレロはカッコいいと思うけど、今乗りたいバイクでもないのでスルー。混んでたしね。

開催前にブログで書いた試乗したいバイクリストはこんな感じ。

関連記事:待ちに待ったサイクルモードライド大阪2018!試乗したいリスト

試乗したいリストの選定コンセプトをおさらいしてみましょう。

  • WTB HORIZONの乗り心地を味わってみる
  • 気になるグラベルロードに乗ってレネゲードと比較してみる
  • 昨年乗り損ねたCANYONには必ず乗る
  • 将来を見据えてエントリーグレードのエアロロードにも乗ってみる
  • せっかくなので手が届かない高級車にもミーハーに乗ってみる
さてさて、驚愕の事実を知った僕は失意の中、思惑どおりに試乗できたのか!?
それでは、はじまり、はじまり。



試乗しまくった自転車たち

試乗した順番にご紹介していきたいと思います。インプレッションは初心者なので、あしからず。見出しモデル名には公式サイトなどのリンクを貼っておきましたので、詳細情報はそちらでどうぞ。
JAMIS RENEGADE EXPAT
まずは驚愕の事実を知ってしまったJAMISブースで2018モデルのレネゲードEXPATに試乗。愛車のEXILEはアルミなのでクロモリのEXPATと乗り心地を比較してみます。動揺していたのか指が写っちゃってますが、見逃してください。

乗ってみた感想はクロモリもアルミとあんまり変わんないかも…というのが第一印象。試乗後にJAMISの人に感想を聞かれ、「Tiagraのシフトが気持ち良かったです。やっぱ上位コンポは違いますね。」と答えたら、「うちはフレームメーカーなので、フレームの感想を!」と叱られちゃいました。そりゃそうですよね。初心者丸出し。

JAMISの方によるとクロモリは乗っていくに連れてどんどん乗り心地が良くなるそうです。エイジングが大事ってことですね。1つ下のグレードEXPLORE(2017モデルのEXILE SORA)でも十分だと思いますけど、細身のフレームに太めのタイヤという黄金バランスを重視するならEXPATが良いと思います。

CORRATEC A-ROAD
次はこの日のメインと言っても過言ではないWTB HORIZON装着車の試乗を2連発。コラッテクって質実剛健なドイツメーカーという印象しかなかったのですが、こんなお洒落なグラベルロード作ってたんですね。マットなグレイに赤のロゴ、そしてHORIZONのサイドスキン。いい感じにまとまっています。

肝心のHORIZONの乗り心地とはいうと…空気圧の関係にもよると思いますが、思ったよりフワフワしていない感じ。でも、タイヤが太いだけあって抜群の安定感。段差もうまく吸収していきます。驚いたのはその直進性能、普通のロードバイクと同じような感覚で走れます。スピードにも乗り、巡航速度までスムーズに加速します。

HORIZONを選ぶメリットって、「乗り心地+見た目」だと思っていたのですが、実際に乗ってみて「安定性+見た目」が正しいのかなと思いました。いずれにしてもフォトジェニックなタイヤであることは間違いありません。

BREEZER DOPPLER PRO

BREEZER DOPPLER PRO
最近、ネットなどでよく目にするBreezer。イメージ的には西海岸特有のゆるい感じのメーカー。その空気感のままオシャレなバイクをラインアップしてます。

お目当てのDOPPLER CAFEは試乗車がなかったので、ハンドルがドロップに変わっただけのDOPPLER PROでWTB HORIZONを乗り比べ。コラテックでは感じなかったのですが、車体が重いせいかタイヤのグリップが効きすぎて曲がる時にハンドルが取られるような感じがします。ハンドルの軽いコラテックの方が数倍取り回しやすい感じ。

空気圧がどれだけ入っていたのか分かりませんが、HORIZONとの相性はイマイチかも。お値段の割には高級感もありません。DOPPLERはフラットバーっぽいハンドルにフロントシングルのCAFEをゆる〜く乗るのが安いし良いですね。

FUJI FEATHER CX+

FUJI FEATHER CX+
グラベルロードの中でもかなり気に入っていたFEATHER CX+。バイクショップでいつもいいなぁって指くわえて眺めていました。いざ、初乗車。

乗ってみるとクロモリフレームの細さがそう思わせるのか、すべてがコンパクトにまとまっている感じ。クロモリ特有の乗り心地までは分かりませんでしたが、可もなく不可もなく、印象に残るものはなかったかな。至って普通。

ただ、ブレーキの効きが悪く、鳴きもひどくて、ちょっとこれは残念だと思いました。RENEGADE EXILEのブレーキも効きが良い方ではありませんが、個人的にはこのブレーキだと怖いかも。ブレーキ交換は必須ですね。

FUJI TRACK ARCV

FUJI TRACK ARCV
昨年、チネリのシングルスピードに乗って登坂区間で大変な思いをしたので、二度と乗らないと決めていたのですが…乗っちゃいましたTRACK ARCV。だって、カッコいいんだもん。

で、死にました。また登坂区間で。全然登りません。トラックアーカイブという名前のとおり、前傾姿勢を強いるハンドルとブレーキポジションには慣れが必要ですが、軽くコンパクトにまとまっており、街乗りにはいいかも。

でも、ピストなら、あと数万円足してLEADERの721TRとか買っちゃうかなぁ。5万円台で買えたら、アリですね。

FUJI JARI 1.1

FUJI JARI 1.1
レネゲード以外のグラベルロードにも乗ってみようってことでFUJIのJARI最上級モデルを試乗。

ブロンズのフレームに太めのサイドスキンタイヤ。そして、所々にペイントされたアクセントのブルー。ヤバっ、超カッコいい!

車体はとても軽く、下に向かって広がる幅広のドロップハンドルはめちゃくちゃ安定感があります。ハンドルが大きく街中では取り回しに気を遣わないといけませんが、それとトレードオフしてもこの安定感は素晴らしい。

初体験のSRAMシフトは使い勝手が良く、個人的にはシマノのSTIよりも好きかも。ちなみにフロントはシングルですが、試乗では問題なかったです。見た目といい、安定感といい、かなり気に入りました。

FUJI TRANSONIC 2.5

FUJI TRANSONIC 2.5
最近に気になるショップNo.1のRAMON BIKESでカスタマイズのベースとして良く使用されているFUJIのエアロバイクTRANSONICに試乗。

エアロはいいですね。乗る前から気分が盛り上がります。初心者なので空力性能って何?って感じなんですが、ボリューミーなフロントからは力強い剛性を感じることはできました。

正直、他メーカーのエアロバイクと比べるとそこまでカッコいいとは思わないけど、セミディープやディープリムホイールを装着するとガラッと印象が変わるかも。カスタマイズベースに選ばれるのも納得です。

cinelli Hobootleg

cinelli Hobootleg
試乗待ちの間にちょこっとチネリブースへ。シングルスピード以外だとランドナーバイクしかなかったので、こちらに試乗。

ランドナーなのでとにかく重い。シフターもハンドルエンドにあり、操作がしにくい。快適性を無視した仕様。ランドナー乗りは変態なのかと試乗しながら考えてました(笑)自転車で旅する人たちはスピードなんか考えず、シフトも固定でのんびり走るんでしょうね、多分。

ピストのイメージが強いチネリですが、こんな自転車も作ってるなんて懐が深い。

FUJI JARI 1.7

FUJI JARI 1.7
先程、JARIの最上級グレードに乗ったばかりですが、超気に入ってしまったので、エントリーグレードの1.7にも試乗。

1.1に比べると多少重くなっていますが、フロントダブルのこちらの方が実用的なのかも知れません。タイヤは1.1と同じくサイドスキン、フレームカラーはイマドキなオリーブグリーン。写真は緑がかっていますが、実物はカーキに近いくすんだグリーンで良い色です。

大きめハンドルの安定感は上位モデルと同じ。乗り味は重量の関係かレネゲードよりも軽やかな感じがします。中間グレードの1.5はシルバーでタイヤもブラックという仕様なので、いまいち触手が伸びないのですが、アースカラーの1.1と1.7はどちらも素晴らしくカッコいいですね。もちろん、WTBのロードプラス規格タイヤにも対応しているので、これからロードバイク買うなら、ジェイミス RENEGADE EXPAT、キャノンデール SYNAPSE DISC 105 SEとJARI 1.7あたりで大いに悩みそう。

CANYON Ultimate CF SLX DISC 9.0 SL

CANYON Ultimate CF SLX DISC 9.0 SL

SRAM RED eTap
たっぷりFUJIの魅力的なバイクを堪能した後は今年は絶対乗ると心に決めたCANYONへ。(FUJIさん快くご対応頂き、ありがとうございました)

お目当てのバイクは10人ぐらい待っているということで整理券をもらってブラブラ。戻ってきたからも中々順番が回ってこなくて、結局1時間半ぐらい待ちました(汗)行列ができる人気メーカーはよっぽどお目当てのバイクがない限り、待ち時間の短いモデルを狙って乗っていく方が時間を有効に使えますね。来年はそうしようっと。

バイクをチェックしてみて待ち時間に納得。超豪華仕様でした。他のバイクの写真はすべて左向きなのにCANYONだけ右向きで撮った理由は…そう、SRAM RED eTapが装備されていたからです!まさかワイヤレスコンポに乗れると思っていなかったので超ラッキーでした。待った甲斐ありましたね。

気になる乗り心地はというと…他のバイクとはまったく違う!!
あまり文字は装飾しない方なのですが、思わず装飾してしまうほど、凄い!
まず何が違うって、音が違います。別の乗り物に乗っているような「コーッ」って音がします。まあ文字で表現するのは無理があるのですが、自転車というよりも何か硬い塊に乗って道路の上を滑っているような感じです。今まで上位モデルにはあんまり乗ったことがなかったのですが、他のメーカーも上位モデルはこんな感じなんでしょうか?衝撃的な体験でした。

SRAM RED eTapの使用感はシフトチェンジがクリックできるので、なんか変な感じでした。カチ、カチと押すとギアが変わっていく感じがゲームっぽいというか不思議な感じでしたね。最後までフロントのシフトチェンジの仕方わかなかったし(笑)左右のレバーを同時に押せば、フロントは切り替わるようです。

いやあ、すっげぇの乗ってしもたという感じですね。CANYON価格なので70万円弱のお値段ですが、他のメーカーなら100万円近くするのでしょうか。将来の憧れとして取っておきます。よっぽど頑張らないと無理だけど…

そうそう、CANYONブースのスタッフが被っていたフラットキャップがカッコよくて受付のお姉さんに「販売してませんか?」って聞いたら、「オンラインショップで売ってますよ」って返事だったので、オンラインショップ覗いてみたら、3,200円のキャップに送料が2,100円って!キャップ1つでもスイスから送ってくるのねCANYONさん、そりゃねえぜ。ということで、公式ツイートに日本でも販売してよとお願いしたけど、今のところ梨の礫。イベントだけでの販売でもいいから買えたらいいな。

tern Surge PRO

tern Surge PRO
CANYON乗ってお腹いっぱいになったのですが、試乗終了前の駆け込みでちょっと気になってたternのミニベロロードに試乗。

乗った感じはまるっきりロードバイクです。ほんとにタイヤは小さいだけ。街乗りや輪行にはぴったりかも。見た目もイケてます。

昨年RIPに試乗した時にも感じたのですが、ternのバイクはラチェット音がとても大きいです。これはSurge PROでもそうだったので、味付けかも知れませんが、素人ながらここまで大きな音がすると少し心配になります。またお値段を抑えている代わりに安価なパーツが使われていることもあり、シマノのコンポで組まれたロードバイクを乗った後だと少し物足りなさというか、オモチャ的な感じがしてしまいます。デザインは秀逸で僕も好きなメーカーなので、もっともっと洗練されていけば嬉しいな。


乗りまくってみた感想

今回は午前中から参戦したこともあり、たくさん試乗することができました。ちょっとFUJIに偏りすぎた感もありますが、ホライゾン装着車にも、レネゲード以外のグラベルロードにも、CANYONの高級車にも、そしてエアロロードにも乗れたしということで、ほぼ当初の目標を達成できました。ただ、今年も人気メーカーの行列には躊躇してしまい、主要メーカーの自転車には乗れずじまい、来年はちょっと頑張ってみようかな。

今年気になったバイクは断トツFUJIのJARIですね。軽くて安定感あるし、カッコいいし、ホライゾン履けるしと素晴らしいの一言。レネゲード買ってなかったら、1.7行ってたかも。でも、SYNAPSE 105 DISC SEもカッコ良すぎて激ヤバなんですよね。今回は乗れなかったので来年はマスト試乗で。

来年への備忘録として今年乗れなかった気になるバイクと並んででも乗りたい話題沸騰CANYONの新型グラベルロードをリストアップして【怒涛の試乗編】はおしまいにしたいと思います。

  • 3T EXPLORO LTD
  • キャノンデール SYNAPSE105 DISC SE
  • トレック Checkpoint
  • キャニオン GRAIL
次回【超絶お宝発見編】に続く。


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